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#世界の手仕事

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【スウェーデン】ツヴィスト刺繍

南スウェーデンのスコーネ地方に伝わる刺繍で、その歴史は17~18世紀まで遡る。スウェーデン語ではツヴィストソム(sömはステッチの意味)、英語ではロングアームドクロスステッチといわれるテクニックで、目の粗い平織りの布と太めのウール糸を使い、クロスステ…

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【ポルトガル】ギマランイスの刺繍

ポルトガル北西部ミーニョ地方の町・ギマランイスの伝統刺繍で、白い布に白、赤、青、黒、グレー、ベージュなど、決められた色の糸で刺すのが特徴。花かごやハート、葡萄、麦の穂などのモチーフが多く見られ、20種類近くの技法を使って刺繍される。 出典:『ヨーロッ…

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【ハンガリー】カロチャ刺繍

色鮮やかな民族衣装で知られる、カロチャ地方の伝統刺繍。ほとんどの部分をサテンステッチで仕上げるのが特徴で、モチーフはバラやスミレのほか、名産のパプリカなどの農作物も好まれる。古くは白い布に白い糸で刺していたが、1930年代に染色技術が発達して現代のよ…

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【フランス】イニシャル&モノグラム刺繍

ヨーロッパの生活史を知るうえで欠かせないものにハウスリネンがある。それらの多くには、共同洗濯場で洗濯をする際の紛失防止や、収納・管理のために所有者を示す印として、イニシャル(頭文字)やモノグラム(組み字)が刺繍されていた。専門の刺繍職人も存在したが、…

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【スウェーデン】ナーベルソム刺繍

スウェーデン北東部のヘルシングランド地方に、17~18世紀から伝わる白糸刺繍。麻布の織り糸を抜き、かがりを加えることで、繊細な透かし模様を作る。Naversömとは「白樺の樹皮の刺繍」という意味で、その昔、白樺の樹皮に布を張って作られていたことからこ…

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【イギリス】シャドーワーク

薄手の麻布やオーガンジーの裏から刺繍を施すと、模様が影のように見えることからこの名前がついた。シャドーステッチとしても知られる技法。布の裏側から、図案の面を埋めるようにクローズドヘリングボーンステッチを施す。表側には輪郭だけがバックステッチで現れ、刺…

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【イギリス】サンプラー刺繡

18世紀以降、ヨーロッパの女性たちは階級の上下に関わらず、家事に必要なこと、あるいは教養のひとつとして刺繍をたしなんだ。技術の習得のために基本的な技法や図案を刺したものがサンプラー。おもな技法はクロスステッチで、数字やアルファベット、ラインなどのほか…

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