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#アジア

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【インド】アリワーク

アリと呼ばれる先端が鉤状になった木の柄の握りのある道具を使って製作する刺繍のこと。布の裏面から表面へ糸を引き抜くような方法でステッチを進める。目の揃った細かいチェーンステッチが特徴。18~19世紀に、貴族や富豪階級の衣装や装飾品を作るモチ共同体と言わ…

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【バングラデシュ】ノクシカタ

バングラデシュを含むベンガル地方で受け継がれたカンタという刺し子の習慣から生まれた伝統的な刺繍のこと。1971年のバングラデシュの独立の頃から、貧しい女性が収入を得るための仕事として、NGOによるノクシカタの商品作りが進められ、今では、バングラデシュ…

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【インド】ラバリ族の刺繍

インドのグジャラート州カッチ地方に住むラバリ族の衣装の一部。もともと遊牧民としてこの地にやって来たラバリ族だが、近年では半定住化が進んでいる。カラフルで多彩なステッチとミラーワークを多用し、丸や三角、四角、アーモンド形などを組み合わせた模様が特徴。 …

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【インド】コルカタ地方のシルク刺繍

カルカッタ(現コルカタ)の女性の自立グループが製作。シルク地に木綿糸を用い、中央にメダリオン柄、その上下に生命の樹を刺繍。伝統柄に交じって、ハサミや傘などの身近なモチーフがステッチされているのがユニーク。 出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 …

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【インド】グジャラート州の刺繍

インドの北西部にあるグジャラート州の女性が身につけていた民族衣装。背中が大きく開いていて、丈が短いタイプの衣装だ。グジャラート州は、ラバリ族、バンジャーラ族などの多様な民族が独自の刺繍が発展した地域として有名。 出典:『世界のかわいい刺繡』誠文堂新光…

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【ネパール】ミシン刺繍

ネパールの街の中で、おみやげものとしてよく見られるのが、ミシン刺繍で作られた刺繍ワッペン。ミラーパーツを使ったきらびやかなデザインのほかにも、多種多様なワッペンが作られている。 出典:『世界のかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 手芸や手仕事の奥深い魅力を…

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【アフガニスタン】ビーズ刺繍ワッテ

さまざまな色やサイズのビーズを主に使い、ミラーなどと組み合わせた華やかな印象のビーズ飾りは、「ワッテ」と呼ばれ、アフガニスタンのパシュトゥン族の女性の民族衣装を飾るもの。女性が着るドレスのちょうど胸の部分や袖口、背中などに複数のワッテを縫い付けて使わ…

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【モンゴル】カザフ刺繡

モンゴル国の最西端に位置するバヤンウルギー。その人口の90%近くを占めるのがカザフ族だ。もともと遊牧生活をしていた彼らは、ウイと呼ばれる移動式住居に住み、その内部を彩るための壁飾りや衣類などにたくさんの刺繍を施した。木のフレームに布を張り、特殊なかぎ…

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【中国】スワトウ刺繡

中国広東省東部の港町・汕頭(スワトウ)に伝わる刺繍。1858年の天津条約を機にイタリアやベルギーの宣教師たちによってもたらされたヨーロッパのレース刺繍が、中国古来の技法と融合し、緻密で洗練された伝統工芸へと昇華していった。数種類のステッチを組み合わせ…

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【タイ・ラオス・ミャンマー】アカ族の刺繍

ラオス、ミャンマー、タイ北部の山岳地帯には、モン族と同様、中国から移り住んだ多くの少数民族が暮らしている。なかでもアカ族(中国ではハニ族)は自然を信仰し、ありとあらゆるものに精霊が宿ると信じている。衣服は黒や紺を基調とし、頭飾りの特徴などからウ・ロ・…

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【タイ・ラオス・ベトナム】モン族の刺繍

もとは中国南部の山岳地域に暮らしていた苗族だが、中国政府からの迫害を逃れて南下し、19世紀にはベトナム、ラオス、タイなどの山岳地帯に移り住むようになった。「苗(ミャオ)」とは漢民族による他称で、自らはモン(Hmong)などの名称を用いる。また、女性が…

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【フィリピン】ミンダナオ島の刺繍

ミンダナオ島中南部の山岳地帯を中心に生活するビィラアン族は、古くからバショウ科の多年草・アバカから繊維を取って衣服を作っていた。イスラム信仰の生命の樹や幾何学モチーフなどが緻密に刺繡されたこのパンツは、上層階級の礼服として仕立てられたものと考えられる…

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