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#インドの手仕事

14  Articles

BOOK

漫画家 グレゴリ青山さんのおすすめ『かわいいミラー刺繍』

皆様こんにちは。グレゴリ青山です。漫画家ですが、縫い欲の強い手芸中毒者です。ハギレを見たら何かを作りたくてムラムラします。服や靴下に穴が開いていたら、そこに何か刺繍したくてムラムラします。貧乏性性手芸中毒者です。貧乏性性手芸中毒者の話はこちら 『かわ…

SPECIAL

望月真理とカンタの世界 ~インド・ベンガル地方で生まれた自由な手仕事~

カンタ作家の望月真理先生が昨年3月に亡くなられて、1年が経とうとしています。『カンタ刺繍 そのモチーフと技法 〜インド・ベンガル地方で生まれた美しい刺し子の手仕事』(誠文堂新光社刊)を出版したのが 2021年、先生が95歳の時。その反響は大きく、多数の問い合わせがありました。コロナ禍がおさまってきたところで、初心者向けのワークショップを始め、たくさんの方が集まってくださいました。そして2023年の冬のクラスの最終日を終えた翌日、静かに息を引き取られました。誰も想像していなかったことでした。最後の最後まで現役を貫いた望月先生。先生にしか描けない美しいカンタの世界。本の企画とワークショップを開催してきた編集者の菅野和子が、先生を偲び、生前のお話を回顧しながら辿ってみたいと思います。

REGULAR

【インド】アリワーク

アリと呼ばれる先端が鉤状になった木の柄の握りのある道具を使って製作する刺繍のこと。布の裏面から表面へ糸を引き抜くような方法でステッチを進める。目の揃った細かいチェーンステッチが特徴。18~19世紀に、貴族や富豪階級の衣装や装飾品を作るモチ共同体と言わ…

REGULAR

【インド】ラバリ族の刺繍

インドのグジャラート州カッチ地方に住むラバリ族の衣装の一部。もともと遊牧民としてこの地にやって来たラバリ族だが、近年では半定住化が進んでいる。カラフルで多彩なステッチとミラーワークを多用し、丸や三角、四角、アーモンド形などを組み合わせた模様が特徴。 …

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【インド】コルカタ地方のシルク刺繍

カルカッタ(現コルカタ)の女性の自立グループが製作。シルク地に木綿糸を用い、中央にメダリオン柄、その上下に生命の樹を刺繍。伝統柄に交じって、ハサミや傘などの身近なモチーフがステッチされているのがユニーク。 出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 …

REGULAR

【インド】グジャラート州の刺繍

インドの北西部にあるグジャラート州の女性が身につけていた民族衣装。背中が大きく開いていて、丈が短いタイプの衣装だ。グジャラート州は、ラバリ族、バンジャーラ族などの多様な民族が独自の刺繍が発展した地域として有名。 出典:『世界のかわいい刺繡』誠文堂新光…

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【インド】ラクノウ地方のチカン刺繍

ムガール帝国時代に栄えた北インドの古都・ラクノウに古くから伝わる刺繍で、その技術は400年以上もの長きに渡って受け継がれてきた。木綿の白い布に白糸で刺すホワイトワークの1種で、チカン(Chikan)とは「上質な綿に刺繍された」という意味。クルタと呼ば…

REGULAR

【インド】ビーズワーク

19世紀にインド西部にもたらされたといわれるビーズ刺繍。布にビーズを直接とめつけ、ガネシャやクジャク、生命の樹など、生命感あふれるモチーフが描かれている。 出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 手芸や手仕事の奥深い魅力を共有する編集部の独自…

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【インド】ザリワーク

金糸やビーズ、スパンコールとともに、モールと呼ばれるコイル状の金属を縫いつけていく刺繍で、オートクチュールには欠かせない技法の1つ。ゴールドワークやモール刺繍としても広く知られ、ワッペンを作るときにもこの手法が用いられる。モールのことをヒンドゥー語で…

REGULAR

【インド】ラージャスターン州の刺繍

ビシュノイ族は、インドのラージャスターン州北西部にあるジョドプール近郊に生活する遊牧民。タール砂漠に近いこの地では、厚手のウール地のスカートは実用性がなく、婚礼用に作られたもの。裾には寺院文様(地母神プリティヴィー・マータ)が取り巻くように描かれてい…

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【インド】パンジャブ地方のフルカリ

インド北西部からパキスタン北東部にまたがるパンジャーブ地方の伝統工芸で、フルカリ(Phulkari)とは「花の刺繍」の意味。19世紀後半までこの地方では、女性は幼いころから祖母や母親から刺繍を習い、これが花嫁修業の1つだった。カダルと呼ばれる生地に撚…

REGULAR

【インド】カシミール刺繍

インド北部の高山地帯・カシミールの伝統工芸。この地域原産のカシミア山羊の毛から作られたショールが有名で、織物のほか、細かな刺繍を施したものが知られている。アリ(Aari)という先端がかぎ状になった特殊な針を用いることからアリワークとも呼ばれ、目のそろ…

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