【アフガニスタン】ビーズ刺繍ワッテ
photo: Kaburaki Kimiko, text: Junko Yazaki
さまざまな色やサイズのビーズを主に使い、ミラーなどと組み合わせた華やかな印象のビーズ飾りは、「ワッテ」と呼ばれ、アフガニスタンのパシュトゥン族の女性の民族衣装を飾るもの。
女性が着るドレスのちょうど胸の部分や袖口、背中などに複数のワッテを縫い付けて使われる。サイズはさまざまあり、衣装の装飾でありながら、魔除けの願いが込められている。ドレスが古くなると、新しいドレスに付け替えて大切に使われる。
出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊