【スウェーデン】ブレーキンゲ刺繍

スウェーデン南部のブレーキンゲ地方に昔から伝わる刺繍で、18世紀後半から19世紀初頭にはすでに作られていた。
淡いピンクとブルーを基調とし、白や黄色を加えるのが典型的な配色で、花や木の葉、花束、鳥、壺などが多く描かれる。ロングアンドショートステッチやアウトラインステッチなど、いくつかの技法を組み合わせて模様を構成し、白いリネンやコットンに施して、タペストリーやクッションなどに仕立てられた。

出典：『ヨーロッパのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊

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