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【日本】日本刺繍

photo: Ayako Hachisu, text: Yoko Kaji

繊細で艶やかな模様と色彩、洗練された技巧――。主に着物や帯に施される刺繍としてなじみ深い日本刺繍だが、その歴史は古く、西暦500年ごろにインドから中国を経て伝わった「繍仏(しゅうぶつ)」が原点だといわれている。繍仏とは仏像を刺繍によって表現する技法で、飛鳥~鎌倉時代に発達した。その後、さまざまな時代を経て独自の模様や色彩が生まれ、室町時代には能装束として洗練されていった。日本刺繍の最大の魅力は光沢の美しさ。金銀糸と絹糸のみを用い、模様や柄の大きさに合わせて自分で糸に撚(よ)りをかけ、太さを調整しながら刺し分けていく。

出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊

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