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#アジアのかわいい刺繍

48  Articles

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【アフガニスタン】バルーチ族のビーズワーク

バルーチ(バローチ)族は、パキスタン、イラン、アフガニスタンなどの砂漠や山岳地帯に暮らす遊牧民族。この刺繍は衣装などの一部にあしらわれるもので、丸いビーズ刺繍には、魔除けとしての役割も。 出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 手芸や手仕事の…

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【モンゴル】カザフ刺繡

モンゴル国の最西端に位置するバヤンウルギー。その人口の90%近くを占めるのがカザフ族だ。もともと遊牧生活をしていた彼らは、ウイと呼ばれる移動式住居に住み、その内部を彩るための壁飾りや衣類などにたくさんの刺繍を施した。木のフレームに布を張り、特殊なかぎ…

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【中国】スワトウ刺繡

中国広東省東部の港町・汕頭(スワトウ)に伝わる刺繍。1858年の天津条約を機にイタリアやベルギーの宣教師たちによってもたらされたヨーロッパのレース刺繍が、中国古来の技法と融合し、緻密で洗練された伝統工芸へと昇華していった。数種類のステッチを組み合わせ…

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【タイ・ラオス・ミャンマー】アカ族の刺繍

ラオス、ミャンマー、タイ北部の山岳地帯には、モン族と同様、中国から移り住んだ多くの少数民族が暮らしている。なかでもアカ族(中国ではハニ族)は自然を信仰し、ありとあらゆるものに精霊が宿ると信じている。衣服は黒や紺を基調とし、頭飾りの特徴などからウ・ロ・…

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【タイ・ラオス・ベトナム】モン族の刺繍

もとは中国南部の山岳地域に暮らしていた苗族だが、中国政府からの迫害を逃れて南下し、19世紀にはベトナム、ラオス、タイなどの山岳地帯に移り住むようになった。「苗(ミャオ)」とは漢民族による他称で、自らはモン(Hmong)などの名称を用いる。また、女性が…

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【フィリピン】ミンダナオ島の刺繍

ミンダナオ島中南部の山岳地帯を中心に生活するビィラアン族は、古くからバショウ科の多年草・アバカから繊維を取って衣服を作っていた。イスラム信仰の生命の樹や幾何学モチーフなどが緻密に刺繡されたこのパンツは、上層階級の礼服として仕立てられたものと考えられる…

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【フィリピン】カラド刺繍

カラドはフィリピンに伝わるドロンワークの1種。布の経(たて)糸と緯(よこ)糸を部分的に抜き取り、残った糸をかがったり束ねたりすることで、レースのような透かし模様を表現している。大変な手間と時間がかかる、忍耐と高度な技術を要する技法だ。フィリピン男性の…

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【タイ・ベトナム】ヤオ族の刺繍

写真1枚目は、ベトナム北部の山岳地帯に住むヤオ族の女性の衣装の一部。織り糸をすくいながら刺す織り刺しが特徴的。2枚目は、細やかな幾何学模様をびっしりと施した刺繍布。ヤオ族の伝統的なモチーフが、クロスステッチで表現されている。 出典:『アジアのかわいい…

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【インドネシア】アチェ州の刺繍

スマトラ北端に位置するアチェ族の民族衣装。19世紀までは手作業だったが、20世紀初頭からはミシン刺繍が主流となり、それまでは男性の仕事だった刺繍が女性の間でも広まった。赤・黄・緑はイスラム教徒であるアチェ民族にとって崇高な色とされる。 出典:『アジア…

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【韓国】ノリゲとヒャンデ

韓国の民族衣装・チマチョゴリに使われる装飾品で、もともとは宮中の女性たちに愛用されていた。上着やスカートのひもに通し、胸の部分から下げるのが一般的で、華やかさを添えるノリゲに対し、ヒャンデには、多色使いのチマチョゴリを全体に落ち着かせ、すっきり見せる…

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【パキスタン】シンド地方の刺繡

パキスタン南部のシンド州に伝わるフルカリの一種。手織りの布をターメリックで染め、絹糸でていねいに刺繍が施されている。結婚式のベールとして作られたもので、写真はその一部をアップにしたもの。 出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 手芸や手仕事の…

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【パキスタン】ラバリ族の刺繡

パキスタン南部のシンド州タルバルカル地方で遊牧生活をするラバリ族が手がけた、結納袋の刺繍片。嫁ぐ際に衣装などを入れるためのもので、祖母や母から受け継いだ古布を使って、花嫁本人が刺繍したといわれている。 出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 …

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