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vol.9-7 ヨーロッパのクリスマスマーケットへ

フィンランド ヘルシンキのクリスマスマーケット

クリスマスが近づくこの時期。ヨーロッパではクリスマスマーケットの真っ最中です。クリスマスマーケットには、ツリー飾りやギフト品だけでなく、その土地や時期でしか買えない珍しい名産品や食品、グルメ屋台などがズラリと並びます。大都市のクリスマスマーケットはライトアップも華やかで絵になりますが、地方都市に足を延ばしてみると、思いがけない手作りクラフト品などに出会えます。今回は中世の佇まいを残す、中欧と北欧の小さな町のクリスマスマーケットを紹介します。
Text,photo: Sachiko Suzuki

グルメが充実したヘルシンキ大聖堂前のクリスマス市

ツリーの点灯式のお祝い。皆でクリスマスキャロルを合唱する

ヘルシンキ大聖堂前の元老院広場で開かれる「ヘルシンキ・クリスマスマーケット」。期間は12月初旬からクリスマス前の約3週間。100前後のショップが出店しますが、そのうち約80店はラップランドを含むフィンランド国内からで、残りはポーランドなど周辺国のお店も出店します。クリスマスグッズや手工芸品の素晴らしさは言うまでもありませんが、このクリスマス市の楽しみはなんといってもグルメの充実ぶりです。

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大きな回転木馬も登場する。
ハンドメイドのクリスマスリース。

北欧ならではのサーモンスープやお粥の屋台、焼きソーセージ、ニシン入りのカラクッコパイなど! イワシの缶詰は激ウマなのでぜひともお土産にしましょう! じゃが芋とお米入りカレリアパイ、ソーセージ、ミルク粥とジンジャーブレッドなど、フィンランドフードを満喫できます。

カレリアパイ
イワシの缶詰はお土産にぴったり。
広場からメイン通りに出るとイルミネーションも。

>>⑧エストニア タリンのクリスマスマーケット

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INFORMATION

ヘルシンキのクリスマスマーケット

場所:ヘルシンキ元老院広場
住所:Karamzininranta 4, 00100 Helsinki

PROFILE

鈴木幸子 Sachiko Suzuki

世界を旅するトラベルジャーナリスト&エディター。宮崎県宮崎市木花出身。
人が好き、取材も大好き。出版社勤務や地球の歩き方編集を経て、2004年に制作会社らきカンパニー設立。年間7~8回は海外取材へ出向き、70か国以上の国を頻繁に取材している。2010年から時々、まちづくりにも関わっている。
通信社、雑誌、クルーズ業界誌、機内誌、ムック本、書籍、オンラインを含め、各メディアで執筆中。JTBるるぶ『アンコールワットとカンボジア』初版制作。著書に『もち歩きイラスト会話集タイ/池田書店』、『みやざきの自然災害』などがある。
2023年春より、時事通信こどもニュース「あなたの旅、わたしの旅」連載中。
趣味は海外旅行。世界の路地&市場巡り。長唄三味線、川柳句会に参加すること。会社名の「らき」はギリシャ・クレタ島の地酒の名前。

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