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世界の手仕事本まとめました。

photo & text: Migrateur editor team

特集「本でめぐる世界の手仕事」

今回の特集ではミグラテール編集部がセレクトした「世界の手仕事」の本を紹介します。

この特集は、2024年4月に東京ビッグサイトで開催された日本ホビーショー出展の目玉企画「旅する書店」に集まった、世界の手芸と手仕事にまつわる約200冊の書籍を、ミグラテールでテーマごとに分けてより深く紹介すべく始まりました。今回は「世界の手仕事」がキーワード。ホビーショーに来場された方も、ご来場いただけなかった方も、どのような書籍が集まったかチェックしてみてください!

BOOK information No.1

世界のかわいい刺繍

出版社名  誠文堂新光社
価格 1,980円(税込)

世界各地で古くから伝承され、時間と手間をかけて作られる世界のさまざまな刺繍を紹介した本です。世界各地の独特な刺繍模様や色彩は、刺繍好きはもちろん、お国柄も出て純粋に見て楽しめる本になっています。

販売サイト
誠文堂新光社販売サイト

『世界のかわいい刺繍』の記事はこちら

BOOK information No.2

世界のビーズ図鑑

著者名  文化学園服飾博物館
出版社名  ラトルズ
価格 3,278円(税込)

世界各地で古くから行われてきたビーズによる装飾。世界の民族衣装で使われているものから、豪華なドレスなど、世界約40カ国のビーズを豊富な写真で紹介。 身に着ける意味や素材、交易ルートなども解説します。

販売サイト
ラトルズ公式サイト
Amazon

『世界のビーズ図鑑』の記事はこちら

BOOK information No.3

世界の民族衣装図鑑

著者名  文化学園服飾博物館
出版社名  ラトルズ
価格 3,278円(税込)

文化学園服飾博物館のコレクションの中から、世界69カ国の民族衣装を約500点の写真で紹介します。 民族衣装が語る気候風土や、民族の歴史と暮らし。その素材や技法も解説します。

販売サイト
ラトルズ公式サイト
Amazon

『世界の民族衣装図鑑』の記事はこちら

BOOK information No.4

世界の手芸店

著者名  キタコソル
出版社名  筑摩書房
価格 1870円(税込)

NY、パリなど世界の5つの都市から、手芸ファンなら絶対行ってみたい店を紹介! 生地・毛糸・リボン・テープ・刺しゅう材料・ボタン・ビーズ・手芸グッズなどなど。蚤の市等の情報も。旅する手芸ファン必携の案内書。

販売サイト
公式サイト
Amazon
楽天ブックス

『世界の手芸店』の記事はこちら

BOOK information No.5

世界の美しい染めと織り

著者 巧藝舎
出版社 グラフィック社
価格 4,290円(税込)

アフリカ、中南米、アジアから、衣服や寝具、祭具や装飾、結納や葬儀など、それぞれ民族の人生の節目を彩ってきた布を、染織技法や文化的背景とともに450点紹介。作り手が消滅してしまったものも多く貴重な一冊。

販売サイト
グラフィック社公式サイト
Amazon

『世界の美しい染めと織り』の記事はこちら

BOOK information No.6

民藝の教科書⑤ 手仕事いろいろ

監修 久野恵一
出版社 グラフィック社
価格 2,200円(税込)

歴史的背景や思想よりも“いまの民藝”を紹介することにこだわる「民藝の教科書」シリーズ。ガラス、金工、蝋燭、草工品、和紙など、既刊シリーズではカバーできなかったいろいろな仕事を紹介している。

販売サイト
グラフィック社公式サイト
Amazon
楽天ブックス
紀伊國屋書店

『民藝の教科書⑤ 手仕事いろいろ』の記事はこちら

…and MORE!!

「世界の手仕事」をテーマに集めた本は、ほとんどが1冊の中で大陸を横断しながらさまざまな手仕事と出会える内容です。
本に掲載されている各地の手仕事を眺めていると、地域の風土や文化に寄り添いながら、人々がどのように生活してきたかについての理解が深まります。経済成長やグローバル化によって生活用品は安価になり、使い捨てが当たり前の世の中になりましたが、その生活は長い人類史の視点でみると短いものです。長い歴史の中には、世界各地にそれぞれの暮らしがあり、生活に根付いた手仕事がありました。

ミグラテールの読者のみなさんは、趣味で手芸を楽しむ方も多いでしょうし、生活や仕事で手仕事をされる方もいらっしゃいますよね。少なくとも「手芸」や「手仕事」に楽しみや必要性を感じるみなさんなら、多くの人々が時代の流れの中で忘れてしまった、手で何かを生み出すことの喜びや価値を知っているはずです。

ここに集まった本を通して、世界中の手仕事と出会ってみてください。
世界各国・各地域に残されてきた、そして失われつつある手仕事のさまざまな側面と、あなたが興味を持つ一面を発見できるのではないでしょうか。

本はいつでも新しい発見をくれるもの。世界の手仕事の旅へ!ご案内いたします。

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