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東ヨーロッパの手仕事

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【ハンガリー刺繍】ホードメゼーヴァーシャールヘイに伝わる毛糸刺繍

カロチャ刺繍にマチョー刺繍、ビビットな色合いで華やかな印象のハンガリー刺繍。そのなかでも、まだよく知られていないのがハンガリーの南東部に位置する「ホードメゼーヴァーシャールヘイ」というある町に伝わる刺繍。その刺繍を伝える活動をする唯一の日本人・田中ちひろさんにお話を伺いました。

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【チェコ】キヨフ地方の刺繍

チェコのキヨフ地方の民族衣装で、アンティークの襟飾り。少し大きめのアイレット刺繍は、チェコの民族衣装全般に見られる刺繍の特徴。裏布との間に色布を挟み込むことで、カラフルな花模様が浮かび上がる。白糸でかがったアイレットのまわりに、白または黒のサテンステ…

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【ポーランド】ウォヴィチのバラ刺繍

ポーランドの首都ワルシャワの西にあるウォヴィチという地域の民族衣装のブラウス。ポーランドは地方によってさまざまな花の刺繍があり、この村と周辺では大きく華やかな雰囲気の薔薇の刺繍が有名で、ウォヴィツキー刺繍と言われている。毎年1回開催される「聖体節」と…

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【スロバキア】デトバ刺繍

デトバ刺繍は、スロバキアのデトバ地方に伝わる刺繍。民族衣装を装飾するために、昔から伝わってきたもので、図案は花や虫、星、太陽などデトバ地方の自然を表している。かぎ針を使った技法が特徴で、布の表からかぎ針を刺し、糸を引き上げて独特の立体的な模様を作る。…

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【ロシア】アルハンゲリスクの刺繍

ロシア北西部のアルハンゲリスク市には、古くから伝わる伝統工芸品が多く、「北の文化」と呼ばれロシア国内でも独特の文様が受け継がれている。銀世界で生活する人々の生活を明るくする赤を基調にした刺繍で、図案には、鳥と花模様がよく用いられている。麻の産地として…

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【ハンガリー】シオーアガールドの刺繍

ハンガリーの伝統刺繍のなかでは比較的新しい刺繍で、カロチャやマチョーの影響を受けながら発展した。民族衣装のベストはその代表格で、アイレットホールで縁を飾り、決まったパターンを繰り返し配置するのが特徴だが、単調さを避けるため、パターンごとに色を変えたり…

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【ハンガリー】カロタセグ地方のイーラーショシュ

ルーマニア北西部に位置するトランシルヴァニアは、かつてハンガリーだった地域。この地方に古くから伝わるイーラーショシュは生地を埋めるように刺して柄を表現するのが特徴で、太い線で模様を描いたものをナージュイーラーショシュ、細い線で模様を描いたものをキシュ…

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【オーストリア】プチポワン

オーストリアのハプスブルク家が発祥といわれるニードルポイントの1種。「プチポワン」とは、フランス語で小さなステッチのこと。布目の細かい絹のキャンバス地の織り糸を数えながら、テントステッチ(ハーフクロスステッチに似た技法)で1針ひと針全面を刺し埋める。…

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【チロル地方】チロルテープ

チロルテープのはじまりは、ヨーロッパ中部や東部の民族衣装を彩る装飾用の刺繍リボン。なかでもオーストリアとイタリアにまたがるチロル地方のものが有名で、「チロリアンテープ」または「チロルテープ」として親しまれている。花や民族衣装などの伝統的な図案は、時代…

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【ハンガリー】マチョー刺繍

ブダペストの北東にあるマチョー地方は、カロチャと並ぶ刺繍の産地。古くは赤と青で刺すのが主流だったが、しだいに色数が増え、華やかなデザインに。丸みを帯びた花弁が幾重にも重なる「マチョーのバラ」はもっとも代表的なモチーフで、中心には「孔雀の目」と呼ばれる…

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【ハンガリー】カロチャ刺繍

色鮮やかな民族衣装で知られる、カロチャ地方の伝統刺繍。ほとんどの部分をサテンステッチで仕上げるのが特徴で、モチーフはバラやスミレのほか、名産のパプリカなどの農作物も好まれる。古くは白い布に白い糸で刺していたが、1930年代に染色技術が発達して現代のよ…

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