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#刺繍

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【イギリス】ニードルポイント

麻糸などで織られたキャンバス地に、刺繍糸やウール糸でハーフクロスステッチやテントステッチを施して、全体を刺し埋めるカウントステッチの1種。ニードルポイントという名称はおもにアメリカで用いられ、ヨーロッパではキャンバスワークと呼ばれている。刺し埋めるこ…

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【イギリス】ドロンワーク

布の経糸や緯糸を切り取り、残った織り糸にさまざまなかがりを施して透かし模様を表現する技法で、「ドロンスレッドワーク」が正式名称。イタリアが発祥といわれ、ニードルレースが生まれるきっかけにもなった。16世紀にヨーロッパ各地に広まり、特にスペインで全盛を…

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【イギリス】アップリケ

アップリケ(appliqué)とは「貼る」「縫いつける」という意味のフランス語。土台となる布の上に好みの形に切った別布を縫いとめて、模様を構成する技法。インドやペルシャが起源といわれ、はじめは衣服を補強するためのものだったが、十字軍の遠征によってヨー…

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【イスラエル】ベドウィンの刺繍

ベドウィンとは砂漠の民を意味するアラビア語。女性たちはみな刺繍に長け、民族衣装やスカーフに鮮やかな刺繍を施す。この布は二つ折りにして、結婚式のベールとして使われたそう。 出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 手芸や手仕事の奥深い魅力を共有す…

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【イラン】ラシュト地方の刺繍

カスピ海沿岸に位置するラシュトは、イランの主要な刺繍の生産地の1つ。朱赤のフランネルに、絹糸を使ってチェーンステッチを施すのが、ラシュト刺繍の典型的なデザインだ。 出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 手芸や手仕事の奥深い魅力を共有する編集…

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【アフガニスタン】バルーチ族のビーズワーク

バルーチ(バローチ)族は、パキスタン、イラン、アフガニスタンなどの砂漠や山岳地帯に暮らす遊牧民族。この刺繍は衣装などの一部にあしらわれるもので、丸いビーズ刺繍には、魔除けとしての役割も。 出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 手芸や手仕事の…

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【モンゴル】カザフ刺繡

モンゴル国の最西端に位置するバヤンウルギー。その人口の90%近くを占めるのがカザフ族だ。もともと遊牧生活をしていた彼らは、ウイと呼ばれる移動式住居に住み、その内部を彩るための壁飾りや衣類などにたくさんの刺繍を施した。木のフレームに布を張り、特殊なかぎ…

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【中国】スワトウ刺繡

中国広東省東部の港町・汕頭(スワトウ)に伝わる刺繍。1858年の天津条約を機にイタリアやベルギーの宣教師たちによってもたらされたヨーロッパのレース刺繍が、中国古来の技法と融合し、緻密で洗練された伝統工芸へと昇華していった。数種類のステッチを組み合わせ…

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【タイ・ラオス・ミャンマー】アカ族の刺繍

ラオス、ミャンマー、タイ北部の山岳地帯には、モン族と同様、中国から移り住んだ多くの少数民族が暮らしている。なかでもアカ族(中国ではハニ族)は自然を信仰し、ありとあらゆるものに精霊が宿ると信じている。衣服は黒や紺を基調とし、頭飾りの特徴などからウ・ロ・…

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【タイ・ラオス・ベトナム】モン族の刺繍

もとは中国南部の山岳地域に暮らしていた苗族だが、中国政府からの迫害を逃れて南下し、19世紀にはベトナム、ラオス、タイなどの山岳地帯に移り住むようになった。「苗(ミャオ)」とは漢民族による他称で、自らはモン(Hmong)などの名称を用いる。また、女性が…

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【フィリピン】ミンダナオ島の刺繍

ミンダナオ島中南部の山岳地帯を中心に生活するビィラアン族は、古くからバショウ科の多年草・アバカから繊維を取って衣服を作っていた。イスラム信仰の生命の樹や幾何学モチーフなどが緻密に刺繡されたこのパンツは、上層階級の礼服として仕立てられたものと考えられる…

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【フィリピン】カラド刺繍

カラドはフィリピンに伝わるドロンワークの1種。布の経(たて)糸と緯(よこ)糸を部分的に抜き取り、残った糸をかがったり束ねたりすることで、レースのような透かし模様を表現している。大変な手間と時間がかかる、忍耐と高度な技術を要する技法だ。フィリピン男性の…

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