
REGULAR
【ロシア】アルハンゲリスクの刺繍
ロシア北西部のアルハンゲリスク市には、古くから伝わる伝統工芸品が多く、「北の文化」と呼ばれロシア国内でも独特の文様が受け継がれている。銀世界で生活する人々の生活を明るくする赤を基調にした刺繍で、図案には、鳥と花模様がよく用いられている。麻の産地として…
158 Articles
REGULAR
ロシア北西部のアルハンゲリスク市には、古くから伝わる伝統工芸品が多く、「北の文化」と呼ばれロシア国内でも独特の文様が受け継がれている。銀世界で生活する人々の生活を明るくする赤を基調にした刺繍で、図案には、鳥と花模様がよく用いられている。麻の産地として…
REGULAR
カリブ海サンブラス諸島の先住民クナ族の女性が作る民族衣装のブラウスを起源としているモラ。ブラウスの胴体の前後に付ける飾りのことで、土台布の上に図案を描いた布を重ねて、土台布を切らないように図案を切り抜き、布端を折り込んで縫いる。今はこの技法でみやげ用…
REGULAR
手仕事の中でも色彩豊かな織物が有名なグアテマラ。織物だけではなく刺繍にも各村、民族の特徴がよく表れている。グアテマラ南部にあるサンティアゴのアティトゥラン村は、縦縞の織物を使った民族衣装が特徴で、刺繍が有名な村でもある。女性のウイピルと呼ばれる民族衣…
REGULAR
アマゾン川沿いに暮らす多くの先住民族の中に、シピポという民族がいる。泥染めや刺繍による幾何学模様の女性の布の腰巻きが、伝統的な衣装として受け継がれている。シャーマニズムを信仰する彼らの生活には、アワヤスカという草を飲む習慣があり、これによって見える強…
REGULAR
クイルワークの刺繍を主に行っていたプレーンズインディアン。18世紀に入り、ヨーロッパとインディアンとの毛皮交易が盛んに行われると、ヨーロッパの多種多様なガラスビーズが取引の商品としてもたらされ、ビーズワークが発展した。衣服や装身具、馬具などさまざまな…
REGULAR
メキシコのイダルゴ州、テナンゴを拠点に暮らす先住民族オトミは、紀元前5000年前後からメキシコに暮らす農耕民族。おおらかなラインの動物や魚、花などをサテンステッチを主に使ったカラフルな色使いの刺繍が特徴。2011年には、大手のファッションブランドがオ…
REGULAR
中央アフリカにあるコンゴ共和国のクバ族の中でもショワ族が作っている布。ラフィア椰子の繊維で織られた布に、ラフィア糸を使って刺繍をして作る。表面に出たラフィアの糸を1~2㎜に切り揃えてできた表面の印象がビロードに似ていることから、草ビロードという名前が…
REGULAR
ネパールの街の中で、おみやげものとしてよく見られるのが、ミシン刺繍で作られた刺繍ワッペン。ミラーパーツを使ったきらびやかなデザインのほかにも、多種多様なワッペンが作られている。 出典:『世界のかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 手芸や手仕事の奥深い魅力を…
REGULAR
パレスチナの民族衣装は、刺繍の美しさで有名だ。それは、パレスチナの人々の伝統と誇りを受け継ぐ象徴とも言える存在。刺繍の模様には、花や木、星や月など生活の身近にあるモチーフが取り入れられているが、中でも地中海沿岸にたくさん自生している糸杉は、パレスチナ…
REGULAR
さまざまな色やサイズのビーズを主に使い、ミラーなどと組み合わせた華やかな印象のビーズ飾りは、「ワッテ」と呼ばれ、アフガニスタンのパシュトゥン族の女性の民族衣装を飾るもの。女性が着るドレスのちょうど胸の部分や袖口、背中などに複数のワッテを縫い付けて使わ…
REGULAR
17世紀初頭から19世紀末まで、現在のベナン南部にダホメーという王国があった。強大な軍事力と奴隷貿易で栄えた王国では、王の紋章、王国の歴史や戦いの場面を描いた色鮮やかなアップリケの旗が作られていた。この旗作りの伝統が受け継がれ、現在でもベナン共和国で…
REGULAR
ハンガリーの伝統刺繍のなかでは比較的新しい刺繍で、カロチャやマチョーの影響を受けながら発展した。民族衣装のベストはその代表格で、アイレットホールで縁を飾り、決まったパターンを繰り返し配置するのが特徴だが、単調さを避けるため、パターンごとに色を変えたり…
限定情報をいち早くお届けメルマガ会員募集中!