夜を、編む





著者 横山 起也
出版社 946円(税込)
発売日 2026/02/25
ページ数 272ページ
判型(サイズ) A6判
ISBN 9784041168660
書籍紹介
編むほどにほどけていく……
法律事務所に勤める27歳の木納今日子(きのう・きょうこ)は、仕事に忙殺されて終電で帰ってきた日、そのまま家に帰る気にもならず、武蔵境駅からほど近い喫茶「休」へと寄ってみた。カウンターには「仮眠中 1時間ほどで戻ります」と書かれた貼り紙があり店内に誰もいない。今日子が帰ろうとした時、奥から若い男性が現れる。若者は今日子に飲み物を提供してくれると、カウンターの向こうで編み物を始める。靴下を編んでいるとのことで、「靴下を編み始めると片方編み終えた時点でやめてしまうことが多く、片足分の靴下がたまっていく現象(SSS)」の話をしてくれる。その話がきっかけで、編み物を始めてみた今日子。編み物の奥深さを知っていくにつれ、両親の離婚話や、友人の婚約者失踪事件などが解決されていく。しかし、ヤスミ君自身にもある悩みがあって――。
どこからともなく現れて編み物や糸つむぎをしている「ヤスミ君」と話すうちに、悩みが解決されていく癒やしの手仕事ストーリー。
PROFILE
横山 起也 Tatsuya Yokoyama
小説家・編み物作家。NPO法人LIFE KNIT代表、チューリップ株式会社、株式会社日本ヴォーグ社YouTubeチャンネル「編み物チャンネル」の顧問/ナビゲーターなどを務める。
2023年、『編み物ざむらい』(角川文庫)で第12回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞。主な著書に『幕末万博騒動』(角川文庫)、『お茶漬けざむらい』(光文社文庫)、『どこにもない編み物研究室 』シリーズ(誠文堂新光社)などがある。
HP:http://yokoyamatatsuya.com/