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愛しのボロ

著者 おおいしれいこ
写真 大沼ショージ 
出版社 エクスナレッジ
価格 2,200円(税込)
発売日 2025/05/01
ページ数 208ページ
判型(サイズ) A5判
ISBN 9784767834207

書籍紹介
つまるところ、暮らしも人生も、オリジナルがいちばん。
繕う人たちが、愛しまれたボロたちが、そう教えてくれる。
――――北川史織 『暮しの手帖』前編集長(帯文より)

古びても大事に使っているもの。
直しながら使っているもの。
使い込んでも捨てずになにかに活かしているもの。
そんな家具や日用品、雑貨たちを「愛しのボロ」と名付けました。
この本では、ものを愛する21人が大切にしている「愛しのボロ」と、それにまつわる情景、受け継ぐ記憶、暮らしのなかの物語をご紹介しています。
一般的な価値観にとらわれず、自分だけのボロを慈しむ暮らしの在り方からは、きっとこれからの暮らし方、人生観のヒントが見つかるはずです。

■目次
曽田耕さん [靴作家]/生活をアートするリサイクル。
真喜志民子さん [染織作家]/用を終えた布を墨染めに。
こばやしゆふさん [アーティスト]/わたしの手で考え心が想う形に。
山城美佳さん  [服飾デザイナー]/捨布から無駄でかわいいものを。
長谷川ちえさん [生活雑貨店主・随筆家]/ものづきあいは家族のように。
トラネコボンボン・中西なちおさん[料理人・作画家]/駄紙のひそかなよろこび。
高木陶子さん [革作家]/働きがいをみつけたスヌーピー。
石井佳苗さん [インテリアスタイリスト]/愛猫お気に入りの名作椅子。
橋本靖代さん [服飾デザイナー]/糸好きのダーニングサンプラー。
伊能正人さん [インテリアデザイナー]/繕いデニムのゆるぎないスタイル。
垂見健吾さん [南方写真師]/愛車の最後に恐竜アートを贈る。
下田昌克さん [画家・アーティスト]/エンブレムをパワーペンダントに。
イェンス・イェンセンさん[著述家、編集者]/家族の思い出をのせるDIYバン。
黒田雪子さん [金継師]/心の薔薇になる器直し。
根本きこさん [料理人・フードコーディネーター]/離れない離さない、花の皿。
高田聖子さん [女優]/身ひとつの上京物語を知る皿と。
坂田敏子さん[テキスタイル・服デザイナー]/坂田和實が遺した素のぬくもり。
宗像みかさん[石窯天然酵母パン店主]/パンのためのカゴと布の深み。
塩見聡史さん[薪窯パン職人]/原点に還る、エプロン締めて。
関根麻子さん[ごはんをつくる人]/薄くなるほど、愛しき父のまな板。
小澤義人さん[フォトグラファー]/手に勇気が湧く、じいちゃんの鉈。

販売サイト
エクスナレッジ
amazon
楽天ブックス

◎こちらの動画で中面の一部をパラパラとご覧いただけます。

PROFILE

おおいしれいこ

長崎県出身。九州・福岡にてプロ野球球団・ホークスのファンクラブ会報誌、発行部数100万部の都市ガス会社のコミュニティ誌の編集室を経て東京へ移り、
フリーランスで活動。書籍編集を中心に、着物や花、食エッセイなど暮らしにまつわる制作物に携わる。現在古い平屋を改装して、東京と千葉・房総半島の2拠点生活中。

PROFILE

大沼ショージ

神奈川県出身。鎌倉考古学研究所の発掘団員として働いたのち、独学で写真を学びフリーランスカメラマンになる。
雑誌・書籍、web、映像作品など幅広く活躍。抒情をたたえた写真にファンが多い。共著に「酒肴ごよみ365日」「しみじみパスタ帖」(ともに誠文堂新光社)がある。
東京・駒形、隅田川沿いの古ビルにてスタジオギャラリー「カワウソ」を主宰し、さまざまな分野の人と繋がり、不定期に催しを開催。

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