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【インド】カンタ刺繍

photo: Ayako Hachisu, text: Yoko Kaji

インド東部の旧ベンガル地方(現インド西ベンガル州およびバングラデシュ)で作られる刺し子の布で、女性たちが家族のために手を動かし、伝えてきた技術。
カンタ(Kantha)は「刺す」または「刺し子のふとん」を意味する。着古してやわらかくなった白地のサリーや、ドーティと呼ばれる男性用の腰巻を数枚重ね、その上にびっしりとランニングステッチを施して、ベッドカバーや壁掛け、赤ちゃんのおくるみなどに仕立てられた。父母から大切に受け継いだ布をつなぎ合わせて作られるカンタには、悪いものから身を守る力があると信じられている。

出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊

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