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【フランス】リボン刺繍
刺繍糸の代わりに細いリボンを用いた刺繍の総称で、リボンを折ったりギャザーを寄せたりしながら、花や葉を立体的に表現。ロココエンブロイダリーともいわれ、日本へはフランスの宣教師によって伝えられた。18~19世紀のヨーロッパでは、貴婦人たちのドレスには美し…
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刺繍糸の代わりに細いリボンを用いた刺繍の総称で、リボンを折ったりギャザーを寄せたりしながら、花や葉を立体的に表現。ロココエンブロイダリーともいわれ、日本へはフランスの宣教師によって伝えられた。18~19世紀のヨーロッパでは、貴婦人たちのドレスには美し…
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麻糸などで織られたキャンバス地に、刺繍糸やウール糸でハーフクロスステッチやテントステッチを施して、全体を刺し埋めるカウントステッチの1種。ニードルポイントという名称はおもにアメリカで用いられ、ヨーロッパではキャンバスワークと呼ばれている。刺し埋めるこ…
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布の経糸や緯糸を切り取り、残った織り糸にさまざまなかがりを施して透かし模様を表現する技法で、「ドロンスレッドワーク」が正式名称。イタリアが発祥といわれ、ニードルレースが生まれるきっかけにもなった。16世紀にヨーロッパ各地に広まり、特にスペインで全盛を…
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アップリケ(appliqué)とは「貼る」「縫いつける」という意味のフランス語。土台となる布の上に好みの形に切った別布を縫いとめて、模様を構成する技法。インドやペルシャが起源といわれ、はじめは衣服を補強するためのものだったが、十字軍の遠征によってヨー…
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ヨーロッパの生活史を知るうえで欠かせないものにハウスリネンがある。それらの多くには、共同洗濯場で洗濯をする際の紛失防止や、収納・管理のために所有者を示す印として、イニシャル(頭文字)やモノグラム(組み字)が刺繍されていた。専門の刺繍職人も存在したが、…
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薄手の麻布やオーガンジーの裏から刺繍を施すと、模様が影のように見えることからこの名前がついた。シャドーステッチとしても知られる技法。布の裏側から、図案の面を埋めるようにクローズドヘリングボーンステッチを施す。表側には輪郭だけがバックステッチで現れ、刺…
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18世紀以降、ヨーロッパの女性たちは階級の上下に関わらず、家事に必要なこと、あるいは教養のひとつとして刺繍をたしなんだ。技術の習得のために基本的な技法や図案を刺したものがサンプラー。おもな技法はクロスステッチで、数字やアルファベット、ラインなどのほか…
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