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【スウェーデン】ヤルヴソー刺繍
スウェーデン北東部・ヘルシングランド地方の小さな村に伝わる刺繍で、色あせたような淡い赤もしくは青の糸で刺す。同地方のデルスボー刺繍から発展し、1800年代ごろに始まったといわれている。布の裏に糸がほとんど渡らない独特のステッチは、糸を大切にする工夫か…
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スウェーデン北東部・ヘルシングランド地方の小さな村に伝わる刺繍で、色あせたような淡い赤もしくは青の糸で刺す。同地方のデルスボー刺繍から発展し、1800年代ごろに始まったといわれている。布の裏に糸がほとんど渡らない独特のステッチは、糸を大切にする工夫か…
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西ノルウェーのハルダンゲル地方の女性たちによって生みだされた刺繍。イタリアで発達したドロンワークの技術が16世紀にノルウェーに伝わり、豊かな自然から着想した数々の模様が融合して、独自の技法に発展していった。布目を数えながら小さなブロックにサテンステッ…
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サーミはスカンジナビア半島北部のラップランド、フィンランド、ノルウェー、スウェーデンの北部、ロシア北東部に住む先住民族。現在は定住生活をしているが、もともとはトナカイを遊牧して暮らしていた。固有の文化をもち、特にピューターを使った手工芸で知られている…
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スウェーデン南部のブレーキンゲ地方に昔から伝わる刺繍で、18世紀後半から19世紀初頭にはすでに作られていた。淡いピンクとブルーを基調とし、白や黄色を加えるのが典型的な配色で、花や木の葉、花束、鳥、壺などが多く描かれる。ロングアンドショートステッチやア…
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南スウェーデンのハッランド地方に1800年代から伝わる刺繍で、円や四角、十字などの幾何学模様に花や星、ハートなどを組み合わせた独特のデザインが特徴。古い物は青またはピンクの1色で刺されたものが多く、1920~30年代に再び人気が出た際に、赤と青の2色…
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南スウェーデンのスコーネ地方に伝わる刺繍で、その歴史は17~18世紀まで遡る。スウェーデン語ではツヴィストソム(sömはステッチの意味)、英語ではロングアームドクロスステッチといわれるテクニックで、目の粗い平織りの布と太めのウール糸を使い、クロスステ…
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スウェーデン北東部のヘルシングランド地方に、17~18世紀から伝わる白糸刺繍。麻布の織り糸を抜き、かがりを加えることで、繊細な透かし模様を作る。Naversömとは「白樺の樹皮の刺繍」という意味で、その昔、白樺の樹皮に布を張って作られていたことからこ…
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