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【トルクメニスタン】トルクメニスタンの刺繍
四角や渦巻きの連続模様を組み合わせ、黒い糸で縁取りをするのは、トルクメン刺繍の特徴の1つ。チェーンステッチやダブルチェーンステッチが多く用いられている。 出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 手芸や手仕事の奥深い魅力を共有する編集部の独自コ…
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四角や渦巻きの連続模様を組み合わせ、黒い糸で縁取りをするのは、トルクメン刺繍の特徴の1つ。チェーンステッチやダブルチェーンステッチが多く用いられている。 出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 手芸や手仕事の奥深い魅力を共有する編集部の独自コ…
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苗(ミャオ)族は、中国の貴州省、湖南省、雲南省を中心に多く居住するほか、タイやミャンマー、ラオス、ベトナムなどの山岳地帯に住む民族。国や地域によって呼称が異なり、タイやベトナムではモン族と呼ばれている。男女ともに多彩で華やかな民族衣装をまとっているこ…
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中国最西南部に位置する雲南省は、ベトナムやラオス、ミャンマーと国境を接し、多くの少数民族が暮らしている。なかでも、大理には刺繍を得意とする白(ペー)族やイ族が多く住み、若い女性たちは、色とりどりの花刺繍を施した民族衣装を身につけている。 出典:『アジ…
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蘇繍(蘇州刺繍)の歴史は古く、2500年ほど前、呉の国が蘇州に都を置いたころから刺繍が盛んに行われていた。1本の絹糸を2分の1から36分の1に分割し、何十色もの絹糸を用いて縫い上げられることから、中国刺繍の最高峰として知られる。髪の毛の3分の1ほどの…
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江戸時代の中ごろから、子どもの遊び道具として各家庭で作られるようになった手まり。その技法や模様は、日本各地にみられるが、なかでも香川県に伝わる讃岐の手まりは、草木染めの木綿糸を使った、素朴でやさしい色合いが特徴。かつて「讃岐三白」と呼ばれた江戸時代の…
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江戸時代の中期に加賀藩で栄えた加賀友禅。そのお針子たちが、正月休みに余り糸を使って作ったのが「かがりゆびぬき」だ。かつては加賀友禅を仕立てるのになくてはならない存在とされ、その作り方は各家庭で母から子へと伝えられていった。ユニークな幾何学模様が特徴で…
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刺し子は、布がまだ貴重だった時代に、それらを補強する手段として発展した。江戸時代以来城下町として栄え、飛騨の小京都とも呼ばれた岐阜県高山市に、今もなお伝わるのが飛騨刺し子だ。雪深く、交通も不便なこの地方では織物の入手が困難だったため、糸を紡いで織物を…
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繊細で艶やかな模様と色彩、洗練された技巧――。主に着物や帯に施される刺繍としてなじみ深い日本刺繍だが、その歴史は古く、西暦500年ごろにインドから中国を経て伝わった「繍仏(しゅうぶつ)」が原点だといわれている。繍仏とは仏像を刺繍によって表現する技法で…
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山形県の北西部・庄内地方に古くから伝わる刺し子のことで、その美しい模様や技術の高さから、日本三大刺し子の1つにも数えられている。麻布の織り糸を数えながらすくっていく津軽のこぎん刺しに対し、藍の木綿地に縦の基準線のみを引いて、運針の技術で刺していくのが…
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津軽こぎん刺しは、江戸時代、木綿の着用を藩から禁じられていた青森県津軽地方の農民の間で、生活に必要な技術として生まれた。冬の厳しい北国の女性たちが、補強と保温のために、麻布に木綿の糸で刺繍をしたのがはじまりで、野良着を小布(こぎん)と呼んだことから、…
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バローチ族の刺繍ブラウスの一部。パキスタン西部バローチスターン州に住むバローチ族の、バシュクといわれる女性用のドレスの胸の部分。ミラーワークを多用した、色鮮やかな刺繍が特徴。 出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 手芸や手仕事の奥深い魅力を…
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小さな鏡のまわりを糸でかがって、布にとめつける手法。ぺルシアを起源とし、イランからパキスタン、アフガニスタン、インド、インドネシアへと伝わったとされ、このルートは”鏡の道”と呼ばれている。鏡は水と太陽の象徴であり、砂漠に暮らす民族の間では、悪を反射し…
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