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#アジアのかわいい刺繍

48  Articles

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【パキスタン】メグワル族の刺繡

パキスタン南部のシンド州タルバルカル地方に住むメグワル族の、カンジャリと呼ばれる背中のあいたブラウスの身頃部分。花モチーフにミラーをあしらった伝統的なデザイン。 出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 手芸や手仕事の奥深い魅力を共有する編集部…

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【トルコ】イーネオヤ

オヤ(Oya)とは、女性がかぶるスカーフの縁飾りとして、トルコに古くから伝わるレース編みのこと。嫁入り道具の1つとして、母から娘へと家庭のなかで受け継がれてきた。色とりどりの愛らしい花モチーフが特徴だが、地方や各家によって種類や作り方はいろいろ。中で…

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【中国】チワン族の刺繡

雲南省南東部に位置する、文山壮(チワン)族苗族自治州に暮らすチワン族の女性の靴。くるぶしの上まで包み込む形はこの地域のチワン族の特徴で、美と強度の両方の目的で刺繍が施されている。 出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 手芸や手仕事の奥深い魅…

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【中国】トン族の刺繡

貴州省黔東南苗族侗(トン)族自治州に暮らすトン族(自称カム族)も、刺繍を得意とする民族の1つ。金糸で縁取った模様を打子繍でていねいに刺し埋めていく。 写真2枚目は湖南省西部の懐化市通道トン族自治県に暮らすトン族が、祝祭時の盛装用に手掛けた前掛け布。手…

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【インド】ラクノウ地方のチカン刺繍

ムガール帝国時代に栄えた北インドの古都・ラクノウに古くから伝わる刺繍で、その技術は400年以上もの長きに渡って受け継がれてきた。木綿の白い布に白糸で刺すホワイトワークの1種で、チカン(Chikan)とは「上質な綿に刺繍された」という意味。クルタと呼ば…

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【インド】ビーズワーク

19世紀にインド西部にもたらされたといわれるビーズ刺繍。布にビーズを直接とめつけ、ガネシャやクジャク、生命の樹など、生命感あふれるモチーフが描かれている。 出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 手芸や手仕事の奥深い魅力を共有する編集部の独自…

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【インド】ザリワーク

金糸やビーズ、スパンコールとともに、モールと呼ばれるコイル状の金属を縫いつけていく刺繍で、オートクチュールには欠かせない技法の1つ。ゴールドワークやモール刺繍としても広く知られ、ワッペンを作るときにもこの手法が用いられる。モールのことをヒンドゥー語で…

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【インド】ラージャスターン州の刺繍

ビシュノイ族は、インドのラージャスターン州北西部にあるジョドプール近郊に生活する遊牧民。タール砂漠に近いこの地では、厚手のウール地のスカートは実用性がなく、婚礼用に作られたもの。裾には寺院文様(地母神プリティヴィー・マータ)が取り巻くように描かれてい…

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【インド】パンジャブ地方のフルカリ

インド北西部からパキスタン北東部にまたがるパンジャーブ地方の伝統工芸で、フルカリ(Phulkari)とは「花の刺繍」の意味。19世紀後半までこの地方では、女性は幼いころから祖母や母親から刺繍を習い、これが花嫁修業の1つだった。カダルと呼ばれる生地に撚…

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【インド】カシミール刺繍

インド北部の高山地帯・カシミールの伝統工芸。この地域原産のカシミア山羊の毛から作られたショールが有名で、織物のほか、細かな刺繍を施したものが知られている。アリ(Aari)という先端がかぎ状になった特殊な針を用いることからアリワークとも呼ばれ、目のそろ…

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【インド】カンタ刺繍

インド東部の旧ベンガル地方(現インド西ベンガル州およびバングラデシュ)で作られる刺し子の布で、女性たちが家族のために手を動かし、伝えてきた技術。カンタ(Kantha)は「刺す」または「刺し子のふとん」を意味する。着古してやわらかくなった白地のサリーや…

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【ウズベキスタン】スザニ

スザニ(suzani)は、ウズベキスタンを中心に、タジキスタンやカザフスタンなど、中央アジアの家庭で作られてきた大判の刺繍布。ウズベク語で「刺繍」を意味し、その語源はペルシア語で「針」を示す「スザン」に由来する。18世紀ごろから、女性たちによって結婚…

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