会津木綿で作る手縫いのハンカチとコースター(準備編)
会津木綿のはぎれで小物をつくる
会津を訪れた際に、取材先の「もめん絲」さんで購入した会津木綿布。
もめん絲の記事を読む
同封の説明書に“本製品は縦に8%、横に2%ほど縮む可能性があります”と記載がありました。
木綿布は縮むことを前提に、使う前に湯通し(ぬるま湯または水)をする必要がありますが、ハリがあると縫いやすいので縮むことを想定して湯通しせず制作するのもありですよ、とHARAPPAのスタッフさんにアドバイスをいただいていました。
そこで今回は作りやすさを重視し、湯通しをせずに作ることにします。
おおお、いろいろな色と柄があってたくさん入っていますね。まずはどの布をで何をつくるか、それぞれで考えてみます。
トモキ 私たち初心者ですからね。最初は完成を目指して簡単なものから作ってみましょう。
ヒカル 短時間、かつ手縫いで完成するものがいいですね。
ヒナコ コースターならすぐにできそうじゃないですか。
ヒカル ランチョンマットもありですね。
トモキ ハンカチもいいかも。たためばコースターにもなるし。
相談しながら作れるのは複数人で集まる部活動ならでは。ああでもない、こうでもない、それもいいね、迷うなあ、など話をしているとあっという間に15分ほど経過。時間が経つのは早いです。そしてようやく決まりました。
●部員が選んだ布はこちら↓
●つくるものはこちら↓
ヒナコ コースター(生成り×ピンク色)
トモキ ハンカチ(はで縞)
ヒカル コースター(紺色×オフホワイト)
今回はレシピがありません。各々がつくりたいものの完成形を自由に想像して、そのサイズと形になるよう布をカットし、必要な箇所を縫って仕上げる、という流れで進めます。
途中で作品を変えてもOK。間違えても、気が変わっても大丈夫、作りたいものを自由に作る、という考えが手芸部の醍醐味です。どうにか完成にたどり着けますよう、温かい目で見守っていただけるとありがたいです。
作り始める前に…
ピンクッションの布地を会津木綿に取り替えてみてはいかがでしょう。目に入る小物を好みの布に替えれば、気分が高まって慣れない作業も根気強く進められるかもしれません。ということで、愛用の、縫わずに生地を取り替えられるタイプのピンクッション(現在は廃番)の布をチェンジしてみます。
小さいサイズのはぎれは、ピンクッションの替え布にぴったり。いろいろな色と模様でお好みのピンクッションを仕立ててみてはいかがでしょうか。
ではあらためて、ハンカチとコースターを作り始めます。
>>会津木綿で作る手縫いのハンカチとコースター(完成編)へ続く *10月公開予定