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「SUBARU」店主 溝口明子のラトビアの手仕事をめぐる旅 vol.21 2024年民芸市レポート(前編その2)

バルト海に面した緑豊かな国、ラトビアに伝わる手仕事の数々。今も昔も変わらない、素朴でやさしい温もりのある伝統的な技、そしてそれらを残し伝えていくベテラン職人、伝統を受け継ぎ新たな形を築く若手作家の作品など。雑貨屋「SUBARU」の店主・溝口明子さんが出会った、ラトビアの手仕事の現在(いま)を現地の写真と共にお届けします。
Text,photo:Akiko Mizoguchi

>>「SUBARU」店主 溝口明子のラトビアの手仕事をめぐる旅 vol.21 2024年民芸市レポート(前編その1)

広大な会場には、さまざまなジャンルの作り手たちのブースが数多くあります。伝統的な装飾品や木工品もたくさん。

陶製品、木材などの素材で作られる装飾品

身に着ける装飾品もたくさん売られています。現代及び古代の民族衣装に合わせるアクセサリーから、今風のアクセサリーまでさまざま。金属、ビーズ、レザー、ガラスや陶製品、木材などの多様な素材で作られています。

古代の民族衣装用のアクセサリーは、現代の洋服に合わせても格好いい。
大きくて華やかなサクタ(ブローチ)はラトビア西部クルゼメ地方のもの。
伝統的なビーズ刺繍の冠やベルトを、作りながら販売する女性たち。
草花のデザインのアクセサリーはモダンながらもラトビアらしい。

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家具をはじめカトラリー、ランプシェードなどの木工品も

もちろん「森の国」ラトビアらしく、木工職人さんもたくさん出店しています。キッチンツールなどの小物から家具などの大きなものまで見つかります。樹木というシンプルな材料ながら、樹種や作風が違うので作品は千差万別でした。

木製カトラリー類。ハンドメイドなのですべて形が異なる。
都会的なデザインのカトラリー、ランプシェード、アクセサリー。
木目を生かしたスタイリッシュな器。
木製のおもちゃも色々ありました。
椅子やテーブルといった大型の木工品。
木と鉄の組み合わせは雄々しげなイメージ。

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伝統技法で作られる表情豊かな陶器類

陶芸家も数多く出店しています。伝統的な技法の陶器から、個人の陶芸家による自由な作品まで、実にバラエティに富んだラインナップ。粘土の色だけでもがらりと雰囲気が変わるのがおもしろいところです。

伝統的な技法で作られた器や花瓶などの陶製品。
近年人気、黒土の陶器。
洗練された柄のマグカップや花器。
ほっこりする作風の陶製品。藍色が印象的。

次回は2024年民芸市レポート(後編)をお届け予定です。

>>「SUBARU」店主 溝口明子のラトビアの手仕事をめぐる旅 vol.21 2024年民芸市レポート(前編その1)

PROFILE

溝口明子 Akiko Mizoguchi

ラトビア雑貨専門店SUBARU店主、関西日本ラトビア協会常務理事、ラトビア伝統楽器クアクレ奏者
10年弱の公務員生活を経て、2009年に神戸市で開業。仕入れ先のラトビア共和国に魅せられて1年半現地で暮らし、ラトビア語や伝統文化、音楽を学ぶ。現在はラトビア雑貨専門店を営む一方で、ラトビアに関する講演、執筆、コーディネート、クアクレの演奏を行うなど活動は多岐に渡っている。
2017年に駐日ラトビア共和国大使より両国の関係促進への貢献に対する感謝状を拝受。ラトビア公式パンフレット最新版の文章を担当。著書に『持ち帰りたいラトビア』(誠文堂新光社)など。クアクレ奏者として2019年にラトビア大統領閣下の御前演奏を務め、オリンピック関連コンサートやラトビア日本友好100周年記念事業コンサートにも出演。神戸市須磨区にて実店舗を構えている。

http://www.subaru-zakka.com/

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