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【オーストリア】プチポワン
オーストリアのハプスブルク家が発祥といわれるニードルポイントの1種。「プチポワン」とは、フランス語で小さなステッチのこと。布目の細かい絹のキャンバス地の織り糸を数えながら、テントステッチ(ハーフクロスステッチに似た技法)で1針ひと針全面を刺し埋める。…
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オーストリアのハプスブルク家が発祥といわれるニードルポイントの1種。「プチポワン」とは、フランス語で小さなステッチのこと。布目の細かい絹のキャンバス地の織り糸を数えながら、テントステッチ(ハーフクロスステッチに似た技法)で1針ひと針全面を刺し埋める。…
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チロルテープのはじまりは、ヨーロッパ中部や東部の民族衣装を彩る装飾用の刺繍リボン。なかでもオーストリアとイタリアにまたがるチロル地方のものが有名で、「チロリアンテープ」または「チロルテープ」として親しまれている。花や民族衣装などの伝統的な図案は、時代…
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西ノルウェーのハルダンゲル地方の女性たちによって生みだされた刺繍。イタリアで発達したドロンワークの技術が16世紀にノルウェーに伝わり、豊かな自然から着想した数々の模様が融合して、独自の技法に発展していった。布目を数えながら小さなブロックにサテンステッ…
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麻糸などで織られたキャンバス地に、刺繍糸やウール糸でハーフクロスステッチやテントステッチを施して、全体を刺し埋めるカウントステッチの1種。ニードルポイントという名称はおもにアメリカで用いられ、ヨーロッパではキャンバスワークと呼ばれている。刺し埋めるこ…
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布の経糸や緯糸を切り取り、残った織り糸にさまざまなかがりを施して透かし模様を表現する技法で、「ドロンスレッドワーク」が正式名称。イタリアが発祥といわれ、ニードルレースが生まれるきっかけにもなった。16世紀にヨーロッパ各地に広まり、特にスペインで全盛を…
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アップリケ(appliqué)とは「貼る」「縫いつける」という意味のフランス語。土台となる布の上に好みの形に切った別布を縫いとめて、模様を構成する技法。インドやペルシャが起源といわれ、はじめは衣服を補強するためのものだったが、十字軍の遠征によってヨー…
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ベドウィンとは砂漠の民を意味するアラビア語。女性たちはみな刺繍に長け、民族衣装やスカーフに鮮やかな刺繍を施す。この布は二つ折りにして、結婚式のベールとして使われたそう。 出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 手芸や手仕事の奥深い魅力を共有す…
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カスピ海沿岸に位置するラシュトは、イランの主要な刺繍の生産地の1つ。朱赤のフランネルに、絹糸を使ってチェーンステッチを施すのが、ラシュト刺繍の典型的なデザインだ。 出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 手芸や手仕事の奥深い魅力を共有する編集…
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バルーチ(バローチ)族は、パキスタン、イラン、アフガニスタンなどの砂漠や山岳地帯に暮らす遊牧民族。この刺繍は衣装などの一部にあしらわれるもので、丸いビーズ刺繍には、魔除けとしての役割も。 出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 手芸や手仕事の…
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モンゴル国の最西端に位置するバヤンウルギー。その人口の90%近くを占めるのがカザフ族だ。もともと遊牧生活をしていた彼らは、ウイと呼ばれる移動式住居に住み、その内部を彩るための壁飾りや衣類などにたくさんの刺繍を施した。木のフレームに布を張り、特殊なかぎ…
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中国広東省東部の港町・汕頭(スワトウ)に伝わる刺繍。1858年の天津条約を機にイタリアやベルギーの宣教師たちによってもたらされたヨーロッパのレース刺繍が、中国古来の技法と融合し、緻密で洗練された伝統工芸へと昇華していった。数種類のステッチを組み合わせ…
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ラオス、ミャンマー、タイ北部の山岳地帯には、モン族と同様、中国から移り住んだ多くの少数民族が暮らしている。なかでもアカ族(中国ではハニ族)は自然を信仰し、ありとあらゆるものに精霊が宿ると信じている。衣服は黒や紺を基調とし、頭飾りの特徴などからウ・ロ・…
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