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【メキシコ】オトミ族の刺繍
メキシコのイダルゴ州、テナンゴを拠点に暮らす先住民族オトミは、紀元前5000年前後からメキシコに暮らす農耕民族。おおらかなラインの動物や魚、花などをサテンステッチを主に使ったカラフルな色使いの刺繍が特徴。2011年には、大手のファッションブランドがオ…
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メキシコのイダルゴ州、テナンゴを拠点に暮らす先住民族オトミは、紀元前5000年前後からメキシコに暮らす農耕民族。おおらかなラインの動物や魚、花などをサテンステッチを主に使ったカラフルな色使いの刺繍が特徴。2011年には、大手のファッションブランドがオ…
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中央アフリカにあるコンゴ共和国のクバ族の中でもショワ族が作っている布。ラフィア椰子の繊維で織られた布に、ラフィア糸を使って刺繍をして作る。表面に出たラフィアの糸を1~2㎜に切り揃えてできた表面の印象がビロードに似ていることから、草ビロードという名前が…
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ネパールの街の中で、おみやげものとしてよく見られるのが、ミシン刺繍で作られた刺繍ワッペン。ミラーパーツを使ったきらびやかなデザインのほかにも、多種多様なワッペンが作られている。 出典:『世界のかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 手芸や手仕事の奥深い魅力を…
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パレスチナの民族衣装は、刺繍の美しさで有名だ。それは、パレスチナの人々の伝統と誇りを受け継ぐ象徴とも言える存在。刺繍の模様には、花や木、星や月など生活の身近にあるモチーフが取り入れられているが、中でも地中海沿岸にたくさん自生している糸杉は、パレスチナ…
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さまざまな色やサイズのビーズを主に使い、ミラーなどと組み合わせた華やかな印象のビーズ飾りは、「ワッテ」と呼ばれ、アフガニスタンのパシュトゥン族の女性の民族衣装を飾るもの。女性が着るドレスのちょうど胸の部分や袖口、背中などに複数のワッテを縫い付けて使わ…
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17世紀初頭から19世紀末まで、現在のベナン南部にダホメーという王国があった。強大な軍事力と奴隷貿易で栄えた王国では、王の紋章、王国の歴史や戦いの場面を描いた色鮮やかなアップリケの旗が作られていた。この旗作りの伝統が受け継がれ、現在でもベナン共和国で…
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ハンガリーの伝統刺繍のなかでは比較的新しい刺繍で、カロチャやマチョーの影響を受けながら発展した。民族衣装のベストはその代表格で、アイレットホールで縁を飾り、決まったパターンを繰り返し配置するのが特徴だが、単調さを避けるため、パターンごとに色を変えたり…
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スウェーデン北東部・ヘルシングランド地方の小さな村に伝わる刺繍で、色あせたような淡い赤もしくは青の糸で刺す。同地方のデルスボー刺繍から発展し、1800年代ごろに始まったといわれている。布の裏に糸がほとんど渡らない独特のステッチは、糸を大切にする工夫か…
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刺繍糸の代わりに細いリボンを用いた刺繍の総称で、リボンを折ったりギャザーを寄せたりしながら、花や葉を立体的に表現。ロココエンブロイダリーともいわれ、日本へはフランスの宣教師によって伝えられた。18~19世紀のヨーロッパでは、貴婦人たちのドレスには美し…
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ポルトガル北西部のミーニョ地方は古くから刺繍が盛んな地域。17世紀ごろ、女性が恋人への思いを綴った手作りのハンカチを男性へ贈る風習が誕生した。男性がハンカチを受け取り、身につけることで、公に恋人同士であるとみなされた。ハートは愛情、鍵は2人の心の結合…
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ルーマニア北西部に位置するトランシルヴァニアは、かつてハンガリーだった地域。この地方に古くから伝わるイーラーショシュは生地を埋めるように刺して柄を表現するのが特徴で、太い線で模様を描いたものをナージュイーラーショシュ、細い線で模様を描いたものをキシュ…
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北大西洋上にあるポルトガル領・マデイラ島で生まれた刺繍。約200年の歴史をもち、19世紀にはイギリスをはじめとするヨーロッパで流行した。カットワークやアイレットワークが施されているのが特徴で、元は白いリネンに白い糸で刺されていたが、のちに色糸が使われ…
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