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鶴ヶ城天守閣ミュージアムショップ

会津若松観光には欠かせない鶴ヶ城。その天守閣の中には会津の手仕事から生まれた商品がびっしりと並ぶ会津若松のアンテナショップがあります。会津木綿、会津塗、絵蝋燭(えろうそく)、縁起物の置物など…会津の職人や作家の丁寧な手仕事を持ち帰るなら、見逃せないお店です!
photo: Takashi Sakamoto, text: Hinako Ishioka

天守閣の中にある会津若松のアンテナショップ

鶴ヶ城の外観。白壁が空に映える。

白壁に赤瓦が凛とした姿の鶴ヶ城。会津の顔として、会津盆地の中心に位置しています。文禄2年(1593年)に蒲生氏郷(がもううじさと)が天守閣と石垣のある近代城郭を構えてから、戊辰戦争や震災の被害を受けながらも、1965年に外観が復元された後、現在の姿で会津の町を見守っています。
そんな鶴ヶ城の天守閣の中にあるのが鶴ヶ城天守閣ミュージアムショップです。ここは会津をはじめとした福島県内のお土産や、手仕事の名産品が手に入るお土産ショップです。

ショップは、天守閣をぐるっと回ってこの看板が目印。

店内には、会津木綿や会津塗、絵蠟燭(えろうそく)や本郷焼などの手工芸品などが所狭しと並べられています。

天守閣管理課の佐藤有香さんにお店のコンセプトを伺うと、「鶴ヶ城は会津の観光地のなかでもメインになる場所なので、会津若松市のアンテナショップとして会津の良さを知っていただけるようなお店にしたい」とのこと。その言葉通り、地域の作家さんと直々にやりとりをして商品を販売することで、地元に根付いた銘品が集まる場所になっています。

天守閣管理課の佐藤有香さん。手元にはショップスタッフたちで試作を重ねて商品化した鶴ヶ城オリジナルドリップコーヒー(各180円(税込)/(一財)会津若松観光ビューロー)が。身に着けているのは会津木綿を使用したエプロン。

なかでも会津木綿については、「丈夫で使いやすく、昔ながらの伝統工芸品なので広めていきたいです。ショップの従業員は、会津木綿で作られたエプロンをいつも身に着けています。このエプロンは会津木綿の織元のはらっぱさんの商品でもあって、販売もしていますよ。特に、縞々の柄が可愛い」と佐藤さん。エプロンだけでなく名刺入れも会津木綿でできたものを使用していました。

会津木綿はエプロン、ランチョンマット、コースター、ポーチ、ランチ袋などがお土産として人気で、夏の季節には扇子を購入されるかたも多いのだとか。外国人にはハンチング帽が人気だそう。

数々の名産品だけでなく、地元のお菓子や伝統の置物など、会津にゆかりのあるグッズが盛りだくさんです。鶴ヶ城に行った際にはぜひ立ち寄ってみてください。

ショップを見守る火伏の神。

INFORMATION

鶴ヶ城ミュージアムショップ

鶴ヶ城の天守閣内にある会津をはじめとする福島県内のお土産が揃うお店。城壁をぐるっとまわると、ミュージアムショップへの階段があるので見落とさないでほしい。

住所 福島県会津若松市追手町1
電話 0242-27-4005
営業時間 8:30~17:00
定休日 無休
HP https://www.tsurugajo.com/tsurugajo/tensyukaku/#shop

※表示価格は2023年8月28日現在のものです。

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