パティさんの編み物知恵袋
著者 パティ・ライオンズ
翻訳 西村 知子
出版社 朝日出版社
価格 2,090円(税込)
発売日 2023/12/19
ページ数 208ページ
判型(サイズ) A5判
ISBN 9784255013619
書籍紹介
全米の講座で10万人を超えるニッターに技を伝授してきたパティが、あなたの「お困りごと」を助けます。かしこい納得の技を70以上収録。
このような悩みを抱えていませんか? すべて改善できます!
▼作り目:2本の棒針でやっても、きつくなってない?
▼ゲージ:きつすぎたり、ゆるすぎたりしない?
▼伏せ止め:最後の目がゆるまない?
▼かけ目:左右で大きさがそろわないのはなぜ?
▼ゴム編みやケーブル:表目の最後の列がいわゆる「ゲタ目」になっていない?
もっとうまく編みたい? 困ったときに教えてくれる「先輩」にそばにいてほしい?
――そんなあなたのために、この本があります。
編むときの“手加減”をうまく保つコツ。“自分のゲージ”で編むにはどうしたらいいか。
なぜか ゆるむ目 (右上2目一度が大きくなる、段はじまりの1目めがゆるむなど)や、 段差 (輪編みの作り目や伏せ目、ボーダー柄、また、襟ぐりなどの)の解消方法まで。
2022年冬の刊行以来、全米のニッターの間で話題沸騰の一冊。
「うまくいかないのは自分のウデが足りないから…?」と思っていた疑問点が、解きほぐされていきます。
この本は、編み方の「なぜ?(WHY)」を考える本です。
「なぜ、こうやるの?」、「その代わり、こうやるのはどうかしら?」を提案します。
「なぜ?」を掘り下げることで、糸がどうやって編み目になるのか、ちゃんと理解しながら編めるようになります。この理解はまちがいなく、これからのニッティング・ライフを支える大きな力になることでしょう。
PROFILE
パティ・ライオンズ(Patty Lyons)
著名な編み物講師、そして技法の専門家として、アメリカ各地のギルド、毛糸ショップ、編み物イベント等で講座を開催、また自らもリトリートを主宰している。棒針編みの「HOW(方法)」にとどまらず「WHY(なぜ、そうするのか)」を追究・伝授することを通して「意識の高いニッター」を育成することに定評がある。彼女の人気講座はDVD、もしくはウェブサイト(pattylyons.com)でのストリーミング配信を通して受講できる。
パティのデザインや棒針編みの技法に関する記事は『Vogue Knitting』、『Interweave Knits』、『Knit Purl』、『Knitter’s Magazine』、『Cast On』、『Knit Style』、『Creative Knitting』、『Twist Collective』などの誌面に掲載され、『Modern Daily Knitting』誌では毎月読者にアドバイスを提供する「Ask Patty(パティに聞いてみよう)」のコラムも掲載している。
PROFILE
西村 知子 Tomoko Nishimura
ニットデザイナー、翻訳家。日本手芸協会手編み師範。京都市生まれ。ニューヨークですごした幼少時代、祖母や母の影響で編み物に興味を持つ。学生時代から手編みのオリジナル作品を手がけるように。社会人になってからは通訳・翻訳を仕事とする一方で編み物の研鑽も重ね、やがてその両方を活かした編み物の仕事がライフワークとなる。現在は英文パターンを用いたワークショップや講座、編み物関連の通訳や翻訳、オリジナルデザインの提案など、幅広く活躍している。
著書に『編みもの「英文パターン」ハンドブック』(東京書籍)、『西村知子のもっともっと英語で編もう』(日本ヴォーグ社)、『棒針編みの作り目&止めハンドブック』(小学館)、翻訳書には『棒針編み大全』、『靴下を編む52週』(グラフィック社)、『Leafy ナンシー・マーチャントのブリオッシュ編み』(誠文堂新光社)など