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#世界の手仕事

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【グアテマラ】アティトゥラン村の刺繍

手仕事の中でも色彩豊かな織物が有名なグアテマラ。織物だけではなく刺繍にも各村、民族の特徴がよく表れている。グアテマラ南部にあるサンティアゴのアティトゥラン村は、縦縞の織物を使った民族衣装が特徴で、刺繍が有名な村でもある。女性のウイピルと呼ばれる民族衣…

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【ペルー】シピポ族の刺繍

アマゾン川沿いに暮らす多くの先住民族の中に、シピポという民族がいる。泥染めや刺繍による幾何学模様の女性の布の腰巻きが、伝統的な衣装として受け継がれている。シャーマニズムを信仰する彼らの生活には、アワヤスカという草を飲む習慣があり、これによって見える強…

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【アメリカ】インディアンのビーズワーク

クイルワークの刺繍を主に行っていたプレーンズインディアン。18世紀に入り、ヨーロッパとインディアンとの毛皮交易が盛んに行われると、ヨーロッパの多種多様なガラスビーズが取引の商品としてもたらされ、ビーズワークが発展した。衣服や装身具、馬具などさまざまな…

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【メキシコ】オトミ族の刺繍

メキシコのイダルゴ州、テナンゴを拠点に暮らす先住民族オトミは、紀元前5000年前後からメキシコに暮らす農耕民族。おおらかなラインの動物や魚、花などをサテンステッチを主に使ったカラフルな色使いの刺繍が特徴。2011年には、大手のファッションブランドがオ…

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【コンゴ共和国】草ビロード

中央アフリカにあるコンゴ共和国のクバ族の中でもショワ族が作っている布。ラフィア椰子の繊維で織られた布に、ラフィア糸を使って刺繍をして作る。表面に出たラフィアの糸を1~2㎜に切り揃えてできた表面の印象がビロードに似ていることから、草ビロードという名前が…

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【ネパール】ミシン刺繍

ネパールの街の中で、おみやげものとしてよく見られるのが、ミシン刺繍で作られた刺繍ワッペン。ミラーパーツを使ったきらびやかなデザインのほかにも、多種多様なワッペンが作られている。 出典:『世界のかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 手芸や手仕事の奥深い魅力を…

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【パレスチナ】パレスチナの刺繍

パレスチナの民族衣装は、刺繍の美しさで有名だ。それは、パレスチナの人々の伝統と誇りを受け継ぐ象徴とも言える存在。刺繍の模様には、花や木、星や月など生活の身近にあるモチーフが取り入れられているが、中でも地中海沿岸にたくさん自生している糸杉は、パレスチナ…

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【アフガニスタン】ビーズ刺繍ワッテ

さまざまな色やサイズのビーズを主に使い、ミラーなどと組み合わせた華やかな印象のビーズ飾りは、「ワッテ」と呼ばれ、アフガニスタンのパシュトゥン族の女性の民族衣装を飾るもの。女性が着るドレスのちょうど胸の部分や袖口、背中などに複数のワッテを縫い付けて使わ…

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【ベナン】アップリケ

17世紀初頭から19世紀末まで、現在のベナン南部にダホメーという王国があった。強大な軍事力と奴隷貿易で栄えた王国では、王の紋章、王国の歴史や戦いの場面を描いた色鮮やかなアップリケの旗が作られていた。この旗作りの伝統が受け継がれ、現在でもベナン共和国で…

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【ハンガリー】シオーアガールドの刺繍

ハンガリーの伝統刺繍のなかでは比較的新しい刺繍で、カロチャやマチョーの影響を受けながら発展した。民族衣装のベストはその代表格で、アイレットホールで縁を飾り、決まったパターンを繰り返し配置するのが特徴だが、単調さを避けるため、パターンごとに色を変えたり…

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【スウェーデン】ヤルヴソー刺繍

スウェーデン北東部・ヘルシングランド地方の小さな村に伝わる刺繍で、色あせたような淡い赤もしくは青の糸で刺す。同地方のデルスボー刺繍から発展し、1800年代ごろに始まったといわれている。布の裏に糸がほとんど渡らない独特のステッチは、糸を大切にする工夫か…

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【フランス】リボン刺繍

刺繍糸の代わりに細いリボンを用いた刺繍の総称で、リボンを折ったりギャザーを寄せたりしながら、花や葉を立体的に表現。ロココエンブロイダリーともいわれ、日本へはフランスの宣教師によって伝えられた。18~19世紀のヨーロッパでは、貴婦人たちのドレスには美し…

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