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#アジア

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【フィリピン】カラド刺繍

カラドはフィリピンに伝わるドロンワークの1種。布の経(たて)糸と緯(よこ)糸を部分的に抜き取り、残った糸をかがったり束ねたりすることで、レースのような透かし模様を表現している。大変な手間と時間がかかる、忍耐と高度な技術を要する技法だ。フィリピン男性の…

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【タイ・ベトナム】ヤオ族の刺繍

写真1枚目は、ベトナム北部の山岳地帯に住むヤオ族の女性の衣装の一部。織り糸をすくいながら刺す織り刺しが特徴的。2枚目は、細やかな幾何学模様をびっしりと施した刺繍布。ヤオ族の伝統的なモチーフが、クロスステッチで表現されている。 出典:『アジアのかわいい…

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【インドネシア】アチェ州の刺繍

スマトラ北端に位置するアチェ族の民族衣装。19世紀までは手作業だったが、20世紀初頭からはミシン刺繍が主流となり、それまでは男性の仕事だった刺繍が女性の間でも広まった。赤・黄・緑はイスラム教徒であるアチェ民族にとって崇高な色とされる。 出典:『アジア…

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【韓国】ノリゲとヒャンデ

韓国の民族衣装・チマチョゴリに使われる装飾品で、もともとは宮中の女性たちに愛用されていた。上着やスカートのひもに通し、胸の部分から下げるのが一般的で、華やかさを添えるノリゲに対し、ヒャンデには、多色使いのチマチョゴリを全体に落ち着かせ、すっきり見せる…

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【パキスタン】シンド地方の刺繡

パキスタン南部のシンド州に伝わるフルカリの一種。手織りの布をターメリックで染め、絹糸でていねいに刺繍が施されている。結婚式のベールとして作られたもので、写真はその一部をアップにしたもの。 出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 手芸や手仕事の…

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【パキスタン】ラバリ族の刺繡

パキスタン南部のシンド州タルバルカル地方で遊牧生活をするラバリ族が手がけた、結納袋の刺繍片。嫁ぐ際に衣装などを入れるためのもので、祖母や母から受け継いだ古布を使って、花嫁本人が刺繍したといわれている。 出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 …

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【パキスタン】メグワル族の刺繡

パキスタン南部のシンド州タルバルカル地方に住むメグワル族の、カンジャリと呼ばれる背中のあいたブラウスの身頃部分。花モチーフにミラーをあしらった伝統的なデザイン。 出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 手芸や手仕事の奥深い魅力を共有する編集部…

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【トルコ】イーネオヤ

オヤ(Oya)とは、女性がかぶるスカーフの縁飾りとして、トルコに古くから伝わるレース編みのこと。嫁入り道具の1つとして、母から娘へと家庭のなかで受け継がれてきた。色とりどりの愛らしい花モチーフが特徴だが、地方や各家によって種類や作り方はいろいろ。中で…

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【中国】チワン族の刺繡

雲南省南東部に位置する、文山壮(チワン)族苗族自治州に暮らすチワン族の女性の靴。くるぶしの上まで包み込む形はこの地域のチワン族の特徴で、美と強度の両方の目的で刺繍が施されている。 出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 手芸や手仕事の奥深い魅…

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【中国】トン族の刺繡

貴州省黔東南苗族侗(トン)族自治州に暮らすトン族(自称カム族)も、刺繍を得意とする民族の1つ。金糸で縁取った模様を打子繍でていねいに刺し埋めていく。 写真2枚目は湖南省西部の懐化市通道トン族自治県に暮らすトン族が、祝祭時の盛装用に手掛けた前掛け布。手…

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【インド】ラクノウ地方のチカン刺繍

ムガール帝国時代に栄えた北インドの古都・ラクノウに古くから伝わる刺繍で、その技術は400年以上もの長きに渡って受け継がれてきた。木綿の白い布に白糸で刺すホワイトワークの1種で、チカン(Chikan)とは「上質な綿に刺繍された」という意味。クルタと呼ば…

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【インド】ビーズワーク

19世紀にインド西部にもたらされたといわれるビーズ刺繍。布にビーズを直接とめつけ、ガネシャやクジャク、生命の樹など、生命感あふれるモチーフが描かれている。 出典:『アジアのかわいい刺繡』誠文堂新光社 刊 手芸や手仕事の奥深い魅力を共有する編集部の独自…

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